5月5日のこどもの日。
小湊鉄道に揺られて、「いちはらアート×ミックス」中房総国際芸術祭に行ってまいりました。
千葉県民でありながら、これまで市原市を訪れたことは一度しかありませんでしたが、臨海部の工業地帯、内陸の里山地帯と、様々な顔を見せる魅力的な土地柄でした。
従来のミュージアムを改装した湖畔美術館も、周囲の景観にほどよく溶け込んで、素敵な風合いを醸し出しておりました。
高齢化・過疎が進む地方都市ではありますが、「そこにあるもの」をうまく生かし、古いものと新しいものをミックスさせることでさまざまな相乗効果が得られそうな予感がいたします。
ともすれば個性もなく、歴史も浅いため、埋もれてしまいそうなベッドタウンの未来ですが、想像力とコミュニティ力があれば、様々な魅力を引き出すことができる、そう感じさせたイベントでした。