2018年5月、長崎の五島列島へ両親と共にJTBのツアーで旅行に行ってきました。
九州に行ったのは高校の修学旅行以来。
ORCのプロペラ機で福江空港に到着後、さまざまな教会群を観光タクシーで巡ってきました。
非常に面積が広く、徒歩では回りきれないので、レンタサイクルで一周。
気温が高かったですが、随所に存在する森の中は涼しく、とても落ち着きます。
2日目は大洗アクアワールド。
震災の際には1か月ほど営業を休止したそうですが、今ではかつてのにぎわいを少しずつ取り戻しつつあります。
イルカとアシカのショーや、ラッコやエトピリカの餌付けなどを見学。
普段見ることのできない生き物たちに触れることで、インスピレーションを得ることができました。
「神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。
それでもなお、神のなさる業を始めから終りまで見極めることは許されていない」
(コヘレトの言葉3:11)
3年前の3月11日。
人間が努力して積み上げてきたものが、一瞬にして無になる体験をしました。
「なぜ」という理不尽な思いが今でも消えず、今も不安な日々を送る方たち。
でも、すべては今につながっています。
この世界に起こっていることの中で、何一つ無駄なものはない、と聖書は語ります。
ずっと平穏ではないからこそ、「いのち」の尊さを実感できるように。
例え我々には理解できない方法だとしても。
すべてのプロセスを通して、神様は最善をなしてくださるはずだから。
「ずっと使い続けたいモノを集めたセレクトショップ」
その名も、「ZUTTO」。
洗練されたWEBデザインもさることながら、環境に配慮したオーガニックな商品を扱う素敵サイト。
以前、母の誕生プレゼントに「いまばりショール」をこちらで発見して以来、お気に入りのECショップです。
(と言いつつ、利用したのは一回きりで、ずっとサイトを眺めてばかりなのですが…)
商品の写真もとても美しく、紹介文章や白を基調としたシンプルなサイトの構成は、なんだか居心地のいいおしゃれなミュージアムショップのようです。
商品もブランド毎に厳選されており、日本国内はもちろん、北欧やドイツなど環境先進国の工業製品なんかも数多く取り揃えられています。
通販を利用すると、上記の写真のような葉っぱのデザインの「ZUTTO CARD」が発行され、次回のお買い物時に500円分を使用することができます。
買い物でたまったポイントやクレジットカードでチャージすることも可能。
短期的な利益を求めがちな現代の消費主義社会にあって、それでも自分は敢えて少しお値段は張っても「ずっと」使えるものを選んでいきたいと思っています。
先日、アンパンマンの作者、やなせたかし先生が天に召されたというニュースが流れました。
お悔やみを申し上げるとともに、彼の生き方に影響を与えたものを考えてみたいと思います。
現代アートの祭典、「瀬戸内国際芸術祭2013」へ行ってまいりました。
瀬戸内海に浮かぶ島々に点在する様々な芸術作品を観賞する中で、今までの「美術」というものに対するイメージが大きく変わりました。
今までは都市部にあるような美術館で絵画を鑑賞する、というのがアートに対するイメージ。
しかし、この芸術祭でのアートは、その土地にあるものを生かしつつ、新しい表現を見るものに与えてくれます。
作品をただ傍観するのではなく、そこで作品と一体になれるような感覚、とでもいいましょうか。
「主張するアート」ではなく、アートが自然や歴史の良さを引き出す。
歴史や自然が少ない東京では、そうした作品を作ることは難しいのではないでしょうか。
地域のコミュニティや、その土地に根差した文化、そしてそこに住む人々との共同作業。
こうした「人の営み」を含めてこそ、”アート”と呼べるのではないでしょうか。
厳しい自然の中に身を置くと、「生」の感覚を研ぎ澄ますことができる、そんな気がする。
毎日時間に追われ、決められたルーチンワークをこなすだけの生活からは、自分が「生きている」という実感を伴うのは難しい。