見えないものに価値を見出すことって、すごく難しい。
星とたんぽぽ
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
金子みすゞの詩の作品中でもひときわ輝く”星とたんぽぽ”。
「見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ」
目には見えなくても、そこに存在する確かなものへの賛歌。
外から見ただけではリンゴは美味しいかどうかわからない。
大切なものは、その中身なのだ。
たとえ外面だけは立派でも、中身が腐ってしまえば、それは価値のあるものとは言えないのです。
『信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。』
(へブル人への手紙 11:1)
「見えぬけれどもあるんだよ」と、目に見えないものを確信し、肯定できる人が多ければ多いほど、世界は豊かになっていく。
僕はそう信じて今日も生きていきます。
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