2018年5月、長崎の五島列島へ両親と共にJTBのツアーで旅行に行ってきました。
九州に行ったのは高校の修学旅行以来。
ORCのプロペラ機で福江空港に到着後、さまざまな教会群を観光タクシーで巡ってきました。
この時点では、まだ世界遺産に登録はされておらず、平日だったため、それほど見学される方も多くなく。
建築様式も様々で、和の意匠を取り入れた特色ある佇まいが印象的でした。
(写真は福江島の代表的な教会、堂崎天主堂)
2日目、チャーター船で中通島に移動する途中、船でしか見られないキリシタン洞窟を眺め、世界遺産登録となった久賀島にある「旧五輪教会堂」を見学。
(現在は礼拝が行われていないため、内部での撮影はOKとのことでした)
外観は日本家屋風の建物なのですが、内部は蝙蝠型のいわゆるリブ・ヴォールト天井になっており、教会堂らしい雰囲気が感じられました。
3日目はフェリーで長崎港へ。夜景を眺めつつ、市内で宿泊。
4日目に外海の出津教会堂、大野教会堂を巡り、国宝の大浦天主堂も拝観。
幸い、お天気にも恵まれ、良い旅となりました。
様々な困難や迫害の中でも、先人のキリシタンの方々の忍耐と努力によって、今日にも素晴らしい遺産を残してくださったことを改めて感慨深く思いを馳せることができました。
翻って、現代は混沌が深まりつつある社会ですが、そんな中においても愛と希望を持ちつつ、日々の恵みを神様に感謝して歩んでいきたいと思った日のこと。
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