Setouchi Triennale

投稿者:hosanna

Setouchi Triennale

豊島美術館

豊島美術館

現代アートの祭典、「瀬戸内国際芸術祭2013」へ行ってまいりました。
瀬戸内海に浮かぶ島々に点在する様々な芸術作品を観賞する中で、今までの「美術」というものに対するイメージが大きく変わりました。

今までは都市部にあるような美術館で絵画を鑑賞する、というのがアートに対するイメージ。
しかし、この芸術祭でのアートは、その土地にあるものを生かしつつ、新しい表現を見るものに与えてくれます。
作品をただ傍観するのではなく、そこで作品と一体になれるような感覚、とでもいいましょうか。

「主張するアート」ではなく、アートが自然や歴史の良さを引き出す。
歴史や自然が少ない東京では、そうした作品を作ることは難しいのではないでしょうか。

地域のコミュニティや、その土地に根差した文化、そしてそこに住む人々との共同作業。
こうした「人の営み」を含めてこそ、”アート”と呼べるのではないでしょうか。

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