「神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。
それでもなお、神のなさる業を始めから終りまで見極めることは許されていない」
(コヘレトの言葉3:11)
3年前の3月11日。
人間が努力して積み上げてきたものが、一瞬にして無になる体験をしました。
「なぜ」という理不尽な思いが今でも消えず、今も不安な日々を送る方たち。
でも、すべては今につながっています。
この世界に起こっていることの中で、何一つ無駄なものはない、と聖書は語ります。
ずっと平穏ではないからこそ、「いのち」の尊さを実感できるように。
例え我々には理解できない方法だとしても。
すべてのプロセスを通して、神様は最善をなしてくださるはずだから。
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